【電卓ですぐ出る】簡単にできる一戸建ての予算を年収から算出する方法

一戸建てを検討するうえで最も問題になるのが予算です。
この予算を年収から算出するにはどのように行えば良いでしょうか。
今回は、一戸建ての予算を年収から算出する簡単な方法を紹介していきます。
電卓があれば、すぐに出せるので、まずはやってみましょう。

・年収×0.3×返済したい年数が一戸建ての予算の目安
最初に結論を言えば、「年収×0.3×返済予定年数」が一戸建ての予算の目安です。
基本的に一戸建てを購入する場合、住宅ローンを組みますが、このローンの目安が年収の30〜35％程度の返済率です。
これを超えるローンを組もうとしても金融機関では、返済が困難になると判断し、ローンが組めない場合がほとんどです。

・一戸建ての予算にかける年収からのローンの目安はどうすればいいのか？
また、年収に関しては、現在の年収をベースに考えるのが良いかもしれません。
定期昇給などが期待できる会社員であっても、子どもがいる場合、徐々に増える学費などの費用で相殺される恐れがあるからです。
子どもがいない、あるいは予定がないという場合であっても、終身雇用が崩壊したといわれている昨今のことを考えてのプランです。
少しでも予算を増やそうと無理なローンを組むと、生活が圧迫されるので、無理のないローンを組むようにしましょう。

・返済予定年数は何年くらいが良いのか？
一戸建ての予算を年収から算出する目安が付いたら返済予定年数を考えましょう。
人生設計にもよりますが、年収のピークを迎えることが多い50〜60歳までに返済が終わるのが理想です。
たしかに定年の年数が年々上がっていますが、60歳を超えると収入が激減するケースがほとんどです。
余裕をもって無理のない年数を設定しましょう。
例えば、35歳でローンを組んで70歳までの35年ローンというのは、60歳後半でかなり返済が苦しくなる恐れがあります。
そのため、こういったことも考えて余裕のある返済予定年数にするのがおすすめです。