【年収の何倍がいいの？】一戸建てにかける予算の目安について紹介

一戸建てにかける予算の目安として、年収をベースに考える方法もあります。
結婚指輪は月収の2倍という言葉があるように、一戸建てにかける予算の目安はどの程度でしょうか。
今回は、年収の何倍が一戸建ての目安かについて紹介します。

・一般的に言われるのは年収の5倍程度が一戸建ての目安
一戸建ての目安は年収の何倍かについて考える場合、年収の5倍が一つの目安といわれています。
例えば、年収500万円の方であれば、2,500万円がその目安です。
ただ、事実は異なっているというデータもあります。
住宅支援機構の2019年の調査では、土地付きの一戸建てで年収の7.3倍、建売の一戸建てで6.7倍、中古の一戸建てで5.5倍という結果が出ています。
つまり、実際は5倍を超える予算で一戸建てを建てているケースが多いのです。

・一戸建ての目安を年収の何倍という考えをやめる
一般的に言われている5倍を超える予算を組んでいる方が多いというデータの中、一戸建ての目安を年収の何倍にするという考え方を変える必要があります。
別の目安として、年収の25％程度で何年かけて返済するかという考えで一戸建ての予算を決めるというのが有効です。
この数字の意味は、生活のレベルを下げずに返済ができる予算の目安だからです。
安易に一戸建ての目安は年収の何倍という考えを持たずに、何年かけてローンを返済するかといった考えを持って予算を決めましょう。

・一戸建ての予算目安に迷ったらファイナンシャルプランナーに相談するという手も
一戸建ての予算の目安を年収の何倍という考えや年収の25％という考えで予算を決めるよりも有効なのは、専門家に相談することです。
ファイナンシャルプランナーに相談すれば、一戸建ての予算目安をはじめ、資金計画についてより詳しく知ることができます。
また、ライフプランも配慮したトータルの資金計画で、一戸建ての予算を決めることも期待できます。
一生のうちで最も大きな買い物になるので、予算は慎重に決めるようにしましょう。