【予算配分はどうする?】一戸建ての予算で土地から購入する場合の考え方
一戸建てを建てる場合、あらかじめ実家の土地が用意されている場合もあれば、土地探しから行う場合もあります。
今回は、土地探しから一戸建てを建てる場合、予算配分はどうすればいいのかを中心に、土地と建物の予算音考え方を紹介します。
これを読めばきっと一戸建ての予算における土地について知ることができるでしょう。
・予算総額の80%から土地の予算配分を考える
注文住宅の一戸建てを購入する場合、予算総額の80%が土地と建物の購入費の実質的な予算とされています。
残りの20%は付帯の工事(オール電化や外構工事など)や契約などの手数料や各種税金の支払い、引っ越しといった諸費用です。
例えば、3,000万円の予算の場合、2,400万円の中で建物と土地の予算を決める必要があります。
・土地を重視するか建物を重視するかによって一戸建ての予算配分の考え方が変わる
実際のところ、一戸建ての予算で土地に配分する割合というのは大きな目安がありません。
なぜなら、一戸建てに対する考え方によって、その割合は大きく変わるからです。
例えば、職場から近い都市の中心部近くで一戸建てを建てる場合、当然土地が高くなります。
土地が高くなれば、その分建物にかける予算の割合が減ります。
一方、職場から遠くとも広い土地でゆったり暮らしたいという場合は、土地が安い郊外に建てるはずです。
この場合、状況によっては土地代は10%で、残りの90%を建物に予算を割ける場合すらあるかもしれません。
または、バランス型を目指して、そこそこの場所にそこそこの建物で済みたいという場合は土地が30%、建物が70%といった配分になります。
このように考え方によって、予算は大きく変わるのです。
・一戸建ての予算で土地を考えるのが大変な場合は建売という選択も
土地や建物の予算配分を考えて、さらに個別にローンを組んでいく。
いくら一生のうち最も大きな買い物だからといって面倒に感じる方もいるかもしれません。
そういった方には土地付きで建物の金額も含まれた総額で購入できる建売という手もあります。
一戸建ての予算で、土地のことを考えずに選択できるからです。
もし土地のことまで考えたくないという方は、こういった選択肢もあることを知っておきましょう。